出走日:2008年04月20日(日)
今週のメインレースは、牡馬クラシック第1弾の第68回皐月賞である。
今年の牡馬クラシック戦線は牝馬クラシック戦線以上の大混戦であり、
第68回皐月賞では大波乱となった桜花賞と同様に、
出走するどの馬にもチャンスがある。
その大混戦の第68回皐月賞では、
マイネルチャールズ(松岡)が1番人気になりそうである。
マイネルチャールズは3歳世代唯一の重賞2勝馬であり、
実績を考えると人気になるのは当然といえる。
また、マイネルチャールズの重賞2勝を含む3連勝は、
いずれも皐月賞と同じ中山2000mでのものであり、
皐月賞の舞台はマイネルチャールズにとって最も得意な舞台である。
よって松岡騎手がサンツェッペリンでの去年の皐月賞2着の雪辱を
マイネルチャールズで果たしてもおかしくはない。
しかしながら競馬理論は、
1番人気が予想されるマイネルチャールズを過信してはならないと判断している。
以下でその理由を述べる。
まずマイネルチャールズの前々走の京成杯の勝利は、
勝負所の4コーナで包まれる不利を克服した強い内容であったが、
2着がベンチャーナイン(後の弥生賞で9着、スプリングステークスで11着に惨敗)、3着がアイティトップ(後のスプリングステークスで15着に惨敗)であったように、
弱いメンバーに恵まれたものとみることもできる。
またマイネルチャールズの前走の弥生賞の勝利は、
1000m通過61秒8の超スローペースを2番手から追走する展開に恵まれてのものであり、レース内容としては価値が低い。
つまりマイネルチャールズは重賞2連勝を果たしたものの、
メンバーや展開などに恵まれたものであった。
よって唯一の重賞2勝馬ということだけで人気が予想されるマイネルチャールズを過大評価すべきでないと競馬理論では判断している。
ただしマイネルチャールズは逃げ差し自在の器用な脚質の馬なので、
第68回皐月賞でもそれ相応の評価は必要と競馬理論では判断している。
弥生賞でマイネルチャールズの2着に敗れたブラックシェル(武豊)も、
第68回皐月賞では人気になりそうである。
ブラックシェルはマイネルチャールズに2戦2敗なので、
勝負付けが済んだと見ることもできる。
しかしながら、ホープフルステークスが1000m通過63秒0、
弥生賞が1000m通過61秒8という超スローペースであり、
後方から競馬を進めるブラックシェルにとってはかなり不利な展開であったので、
レース内容的にはブラックシェルとマイネルチャールズとは互角である。
特にブラックシェルの第45回弥生賞の2着は、
超スローペースを外から追い込んでのものであり、
内容的には勝ったマイネルチャールズを上回ると判断することもできる。
よって第68回皐月賞がハイペースになれば、
ブラックシェルがマイネルチャールズに先着する可能性が高い。
ただしブラックシェルは松田厩舎で武豊騎手騎乗ということもあって、
実力以上に人気になる。
またブラックシェルは追い込み脚質ということもあり、
ペースが落ち着けば脚を余してしまうこともある。
そのため第68回皐月賞においては人気と実力のバランスを考慮して、
ブラックシェルの最終的な評価を決断する。
マイネルチャールズ及びブラックシェルと同じ弥生賞組からは、
3着のタケミカヅチも出走する。
タケミカヅチ(柴田善)は勝ち切れないものの、
共同通信杯2着、弥生賞3着と相手なりに走る。
そのため第68回皐月賞でも、
タケミカヅチは大崩れなく走るだろう。
しかしながら、タケミカヅチが第68回皐月賞を勝ち切るまでは難しい
と競馬理論では判断している。
一方、弥生賞と別路線のスプリングステークスからは、
1着のスマイルジャック(小牧太)、
2着のフローテーション(内田博)、
3着のショウナンアルバ(蛯名)及び
7着のレインボーペガサス(安藤勝)が出走する。
スマイルジャックは詰めの甘い競馬を続けていたが、
前走のスプリングステークスでは自ら先行する競馬で押し切り、勝利を収めた。
スマイルジャックのスプリングステークスの勝利は、
先行馬に有利なインが伸びる馬場に恵まれたものとみることもできるが、
ショウナンアルバに一旦先頭を譲る自在性によるものであろう。
よって第68回皐月賞においても、
スマイルジャックがスプリングステークスと同じような競馬をできれば
好走する可能性が高いと競馬理論では判断している。
一方フローテーションのスプリングステークス2着は、
イン有利な馬場を終始無駄な距離を走らせなかった横山典騎手の好騎乗によるものであり、内容的な価値は低い。
よって第68回皐月賞においては、
横山騎手から乗り替る内田博騎手がよほど上手く騎乗しない限り、
フローテーションが好走するのは難しいと競馬理論では判断している。
一方ショウナンアルバは、スプリングステークスにおいて、
一番人気を裏切って3着に敗れた。
ショウナンアルバのスプリングステークスの3着は、
向こう正面で折り合いを欠いて先頭に立ってしまったことによるものであって、
力負けではない。
むしろあれだけ折り合いを欠いていたにもかかわらず、
惨敗するのではなく3着に粘り込んだことを高く評価すべきである。
つまりスプリングステークスのレース内容としては、
勝ったスマイルジャック及び2着のフローテーションよりも、
ショウナンアルバに高い評価を与えるべきである。
よって第68回皐月賞においては折り合いが条件となるが、
ショウナンアルバが好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。
特に第68回皐月賞ではスピードのある先行馬が不在なので、
ショウナンアルバは、逃げてさえしまえばそのまま押し切る公算が高い。
一方レインボーペガサスはスプリングステークスにおいて中段の外を追走したが、直線で伸びを欠き7着に敗れてしまった。
レインボーペガサスのスプリングステークスの7着は、
イン有利な馬場で外を回らされたものであり、
着順ほど悲観すべき内容ではない。
なおレインボーペガサスは2走前のきさらぎ賞で、
スプリングステークス馬のスマイルジャック及び
弥生賞2着馬のブラックシェルを破っており、
第68回皐月賞でも展開次第で通用する可能性はあり得る。
よって競馬理論は、
枠順などから展開面を考慮してレインボーペガサスの最終的な評価を決断する。
競馬理論は他にも
スズジュピター(後藤)及びフサイチアソート(横山典)に注目している。
スズジュピターは弥生賞で6着、
フサイチアソートは弥生賞で12着に惨敗しており、
両馬とも人気を落としている。
しかしながら、この世代で一番レベルの高かった東京スポーツ杯2歳ステークスにおいて、
フサイチアソートは1着、スズジュピターは2着に好走しており、
能力的には第68回皐月賞でも互角以上である。
東京スポーツ杯2歳ステークスのレベルの高さは、
3着がスマイルジャック(スプリングステークス馬)、
4着がゴスホークケン(朝日杯フューチュリティステークス馬)、
5着がタケミカヅチ(重賞2着2回)、
6着がベンチャーナイン(京成杯2着馬)、
9着がダンツキッスイ(アーリントンカップ馬)であることからも分かる。
つまり最強メンバーが揃った東京スポーツ杯2歳ステークスを好走した
フサイチアソート及びスズジュピターを、
前走の弥生賞の敗戦だけで軽視するわけにはいかない。
よって競馬理論は、
フサイチアソート及びスズジュピターの2頭には
第68回皐月賞でも高い評価を与える予定である。
以上のように競馬理論は、
第68回皐月賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開及び調教などの様々な要素を加味して、
最終的な予想を決断する。
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