株式会社月道

いつだった手を繋ぎながら、かごやさんと教えっこした、自分の秘密の呪文

いつだって　どこへだって

これが私の呪文。

必要があればいつだって行きます。
あなたの元へも、あなたがいない時でも

必要があればどこへだって走ってゆきます。
あなたの元へも、あなたが行かないでって言ったところへも。

知らないのに知ってるふりして傷つけるのは嫌だから。
自分が痛恨と感じたことだから。

言葉のナイフが、と人はいう。
言葉が人を切り刻むと。
でも私は思う。
言葉が傷口の縫合を少し切開するだけなんだと。
言葉の意味ではなく、人それぞれの定型文で黒い血が流れ出す。

「やさしくしてくれる人たちがいるから、毒めぐがいなくてもいい」

だくだくと流れる黒い血。
喧嘩するたび流れる黒い血。
殴られるほうがまだマシなこの痛み。

痛みに耐えて向き合い続けることが愛情ならば
なんで逆が出来ないんだろう。

傍にいると落ち着く。眠れる。幸せを感じられる。元気になれる。
そうあなたは言った。
必要がないときはいなくてもいいと言った。
機嫌が良いと「あなたとだけ」と
機嫌が悪いと「大嫌い」と

何度も何度も切開される。

切開もまあ男だし一過程ならいいけれども。
何度も何度も同じ失敗で泣いて機嫌悪くなられて。
アホな子もそれはそれで可愛いです。
でも相談なしで選んだ自分の選択肢後悔しないでほしい。
なにをしてあげたらいいのか戸惑う。
仕事のこと愚痴りあうのはとても楽しいからいいけど。
後始末のように機嫌をとり続けたくはないよ。

体が削られるより愛想笑いしながら飲みたくない酒のむほうがいいと言ってた。
なにもわからない私は「あー、そうなのか。」としか言えない。
すきでもない人と、と言ってたけれども。
夜勤で、酒飲んで、愛想笑いが死ぬほど苦痛といって、
好きな人にあたりつけるのはどうなんだろう。

男に直接的に助けてもらっても解決にならないし、
現状のままで抜け出しても生活できないし、
弱い自分を治したいと言ってるし、
きれいごと抜きでなにが一番出来ることなのか考えて
自分の力でそれぞれの目標までやりきれるようサポートしようと考えた。

最近はわからないことだらけ。
毎度毎度同じ仕事場での騒ぎになるので現場見に行った。
直接見て、話聞いて、ちょっと愚痴って、またみんなで遊ぼうよって言って。
何もしないでもあっという間に時間が過ぎてった。

でもあなたは許せないといった。
内容や私がなにを考えてるかなんて関係ない。
ただ許せないと。


喧嘩のたびお客と食事にいったりしたのを、後で許してた自分はなんだったんだろう？
ほかにもたくさん。

気持ちを可能な限り考えて許して、自分で解決できるの待って。
ありがとうと言われて。必要だって言われて。

逆の立場になると、内容関係なく許せない。「大嫌い」
これが人間への愛情なんでしょうか？楽しいことだけを切り抜かれたものなんでしょうか？

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