すごいやな夢みた。
いつものようにプレゼント持って部屋をたずねたら、不在。
しばらくドアの前で待っていたら、知らない男と楽しそうに手を繋いで来た。
どういうこと?って普通にきいても全然関係ないことばかり話す。
自分にむけて話しているようで、こっちは見ないで隣の男と楽しそうに話してる。
呆然としてる間にどんどん寒くなってゆき、雨が強く降り出す。
気がつくとドアの前で気絶していて、ドアの中から楽しそうな笑い声と食事を作る音が。
手の中のプレゼントはなくなっていた。
ああ、贈り物だけもっていかれて放置されてたのか、って気づいたら
はだしのまま、傘もささず街の雑踏をフラフラと泳いでいた。
仕事の話、恋の話、時間の話、いろんなことで話しかけられた。
そうしてるうちに「あなたはちり紙」と誰かに言われた気がする。
なにをしても使い捨て。
今も。これからも。誰の傍にいることだって出来やしないそうで。
だって自分が大事にしてた人たちは、自分がいなくても笑顔で
誰かの傍にいるもの。必要ない。あーあ。
突然捨てられる恐怖に怯えながら暮らすなんて、もうまっぴらだ。