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中国、株と不動産下げ加速・上海株は半年で5割、マンション販売鈍る

 【上海=戸田敬久】中国の株式や不動産の価格の下落が加速している。14日の上海株式相場は急落し、主要指数の上海総合指数が終値ベースでほぼ1年ぶりに3300台を割り込んだ。昨年10月に付けた最高値からの下落率は5割弱に達した。一方、マンションなど不動産も中国南部を中心に値下がりや買い手が付かない物件が目立ちだした。昨年秋からの金融引き締め政策に加え人民元高の影響などもあり、中国の資産バブルに変調の兆しが目立ち始めた。

 14日の上海総合指数は、前週末比5.6%安の3296.672で取引を終えた。先週末の国際通貨基金(IMF)関連の会合で、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が「経済成長が過熱に転じるのを防ぎ、インフレを回避する」と発言したことが伝わり、改めて金融引き締めへの嫌気売りを誘ったもようだ。(07:03)

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