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◆ お知らせ:2008年5月11日(日) 『 カリタス修道女会ピアノコンサート 』◆
(西武新宿線井荻駅)
リサイタル形式で演奏いたします。

ゴールドムンドGOLDMUNDの真実(おまけ)

雑誌や消費者がブラインドテストを実施しないからこういうことを許してしまう!?
2008/3/12

デザインで選ぶオーディオの記事のために、ゴールドムンドの画像を探していたら、面白い物を見つけました。

海外の掲示板goldmund ripoff - pink fish mediaで、パイオニアの2万円のDVDプレイヤーと、ゴールドムンドの140万円のユニバーサルプレイヤーの内部パーツがほぼ一致していることが写真で指摘されています。以下画像だけ引用します:

Pioneer DV-600 (?) 2万円

GOLDMUND Eidos 20 (?) 140万円(≒6000ポンド)

GOLDMUND本家HP - Newsletterには、 GOLDMUND Eidos 20A の内部について、Pioneerの部品を使っていることを自ら示す解説を載せています:

GOLDMUND Eidos 20A 140万円(実売120万円)

CD/DVDのピックアップ・ドライブ部分に、フィリップス製やパイオニア製を使うことは他のメーカーでもよくあり、公表もされています。 しかし、このように基盤そのものもそのまま流用している例は初めて拝見しました。しかも、DVDプレーヤーとして最も安い製品の物を、です。

以上は事実です。ここから空想を膨らませてみましょう。 ゴールドムンドの社員がどういう考えで、格安製品の部品を流用実装したか?いくつか書いてみます。

パイオニアの2万円のプレイヤーに140万円出す価値がある音・映像を持っている、と判断した
であればパイオニアにとってこの上ない宣伝になります。
どんなに工夫を凝らして開発しても、2万円足らずのプレイヤーの音・映像と差異を感じなかった
そのため、やけになって、基盤設計や部品開発を省略してしまった、とか。
外装にやたら経費がかかる
これはあながちウソでもないようです。ある高級時計メーカー(Patek)が発注する工場に、外装を頼んでいるとか。デザイン料だけに138万円を払う、というのはインテリアやバッグなどのことを考えると、アリなのかもしれません。
GOLDMUNDが追加(変更)したという、電源と最終出力段だけで音質が大幅にアップした
科学的にありえるのだろうか?
GOLDMUNDにとって、140万と2万とになんの差も感じない
1千万円を超えてから自分で開発する気になる、とか。

皆様もいろいろ考えをめくらせていただければと思います。ちなみに、GOLDMUND総帥の写真はこちらです。桔梗屋に見えてきましたが、たぶん気のせいでしょう。

ステレオサウンドの批評

2008/3/16

GOLDMUND Eidos 20A ステレオサウンド No.166に紹介されました。 勇気をもって内部の写真を掲載していますが、そのサイズが極小で、左の基盤を隠していますす(^^;。

「日本の製品から取り出したプレーヤーの心臓部を使ってゴールドムンド流のチューニングを加えているという」「静かな音場にふくよかでしかも輝く音色が浮かび上がった」「ゴールドムンドの音創りは上手いなあと思った」だそうです。