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社保庁:自己退職者が過去最高の702人 07年度

 社会保険庁(定員1万6822人)は15日、07年度の自己退職者が過去最高の702人に上り、定員の4.17%に達したことを明らかにした。社保庁は、相次ぐ不祥事への批判がやまず、勤務意欲を失った職員も多いとみている。

 07年度の自己退職者数は、06年度(391人)より311人増え、03年度(139人)の5倍となった。退職理由として、「窓口業務が苦痛」などを挙げる人が多いという。

 自己退職者急増の背景には、10年1月に社保庁が非公務員型の日本年金機構に移ることもあるとみられている。公務員の身分を失うことに対し、職員の不安が広がっているという。社保庁は、07年度は当初予算で退職金を賄えないと判断し、補正予算に8億円の退職金経費を追加計上していた。

 一方、日本年金機構への移行に際し、計400人程度を今年秋以降、外部から先行採用する方針も示した。【吉田啓志】

毎日新聞 2008年4月15日 18時37分(最終更新 4月15日 18時46分)

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