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ご近所のお医者さん:/44 人口10万人当たり、滋賀県内の医師数 /滋賀

 ◇全国で32番目の少なさ

 地方だけでなく都市部の病院でも、常勤医の不足から休診に至る診療科が各地で相次ぐなど、医療の専門家の間から「医療崩壊が始まっている」との声まで出る現在、だれもが格差のない安心・安全な医療を受けられることが求められています。

 そんななか、注目されているのが“ホームドクター”といえる「ご近所のお医者さん」。このコーナーでは地域の医療を支えるお医者さんのエッセーを掲載していますが、今回はこれまでの内容を変えて医師数の変化などについて紹介します。

    ◇

 厚生労働省は2年に1度、医師調査を行っています。最新の調査結果によると、医療施設従事医師数(人口10万人当たり)は06年現在、全国平均で206・3人。04年に比べると5・3人増え、00年からは14・7人増加しています。

 これに対し、滋賀では06年現在が190・7人で、全国平均より15・6人少なく、都道府県別では32番目です。滋賀以西の西日本はすべて200人を超えていることを考えると、その少なさが目につきます。

 近畿の中でも、全国一の京都府(272・9人)や和歌山県(246・3人)、大阪府(237・6人)、兵庫県(203・4人)、奈良県(201・0人)と比較すると、明らかな差がうかがえます。

 また04年からだと、1人しか増えていないことになります。(係から)=この項続く

毎日新聞 2008年4月15日 地方版

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