近畿民放１９社の社長らによる臨時会が１４日、大阪市内で開かれ、「発掘！あるある大事典２」の捏造問題で日本民間放送連盟（民放連）から除名処分を受け、現状では北京五輪を放送できない関西テレビが、五輪を放送できるよう民放連に要請することを決めた。
星野ＪＡＰＡＮに注目が集まる野球の決勝戦は、フジテレビが中継予定で、系列局の関テレで放送できないとなると関西の野球ファンには大問題。会見した朝日放送・西村嘉郎社長も「阪神の監督でしたし、星野ＪＡＰＡＮの関西での関心は高い」と説明した。
関テレの再加盟には近畿民放各社の賛同が必で、「特例として五輪期間中、限定的に除名解除する方法もある。完全復帰は時期尚早でも、条件付きでは考えられるか民放連に判断願う」と“暫定復帰”の可能性をにおわせた。１７日に民放連の緊急対策委員会が開催されるという。