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最終更新:2008年4月14日(月) 14時58分

社保庁ヤミ専従、厚労相「厳正に対処」

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 社会保険庁の職員が無許可で労働時間中に組合活動をしていた、いわゆる「ヤミ専従」の問題で、舛添厚生労働大臣は「告発を含めて厳正に対処する」という考えを示しました。

 これは衆議院の決算行政監視委員会で自民党の葉梨康宏議員の質問に対し、舛添厚生労働大臣が答えたものです。

 葉梨議員は、2001年から2002年に東京都内の社会保険事務所に勤務していた職員が組合活動を行うため、月に1回しか事務所に顔を出さないのに架空の勤務表を作り、超過勤務手当の支給も受けていた上、勤務評定が上から2番目に高い「A評定」であったことを明らかにしました。

 また、こうした「ヤミ専従」は事務所長ら責任者が容認するなど組織ぐるみで行われていたと指摘しました。

 これについて、舛添大臣は「官邸に置かれている『年金業務・組織再生委員会』か、大臣直属のチームに検察出身者を入れるか、いずれかの形で調査班を作り、告発を含めて厳正に対応したい」と述べ、社会保険庁が解体されて新たに日本年金機構に移る2010年までに膿を出し切る考えを示しました。(14日14:12)



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