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    領土問題解決へ交渉継続  日ロ外相、サミットで協力


     【モスクワ14日共同】ロシア訪問中の高村正彦外相は14日昼(日本時間同日午後)、ラブロフ外相とモスクワ市内で会談し、懸案の北方領土問題について「双方が受け入れ可能な解決案に向け、さらに真剣な交渉を継続していく」ことで一致した。7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が成功するよう日ロが協力していく方針も確認した。

     高村氏は会談後の共同記者会見で、領土問題について「残念ながら具体的進展があったわけではない」と指摘。ラブロフ氏は「時間はかかるが忍耐を持って取り組む」と語った。

     両氏は4月下旬に予定されている福田康夫首相のロシア訪問を念頭に、首相とプーチン大統領による首脳会談が行われることを確認。サミットの際に、メドベージェフ次期大統領と首相による初の首脳会談を行うことでも合意した。


      【共同通信】

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