五輪欠席は「現実逃避」 米大統領補佐官が批判【ワシントン14日共同】ハドリー米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、チベット情勢をめぐり各国首脳が相次いで北京五輪開会式への欠席を表明していることについて「現実逃避だ」と批判した。FOXテレビの番組で語った。 ハドリー補佐官は「中国に対し影響力を行使できる手段が、米国にはたくさんある」と述べ、五輪を利用せずに圧力をかける手段を模索する考えを表明。ボイコットのような「正面衝突」ではない方法で、中国当局にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世側との対話を促すなど外交努力の重要性を強調した。 各国に対しても「単に開会式に行かないと言って責任逃れをするのではなく、影響力を行使すべきだ」と呼び掛けた。 |
【共同通信】 |
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