“最後の20戸” 解体本格化
“最後の20戸” 解体本格化 04/14 17:02

3年前の福岡県西方沖地震で被災した玄界島の住民が避難していた福岡市中央区のかもめ広場で、最後まで残っていた仮設住宅の撤去が本格化し、いよいよ建物本体の解体が始まりました。

福岡市中央区港のかもめ広場では、けさ8時から、仮設住宅本体の解体作業が始まり、床の底板や屋根の部分が次々と取り外されていきました。

かもめ広場の仮設住宅は、3年前の福岡県西方沖地震で被災した玄界島の住民が避難生活を送る場所として100戸が建設され、一時は97世帯、243人が生活していました。

島の復興事業が完了して先月25日にすべての住民が島に戻り、最後まで残っていた20戸も役目を終えて今月3日から設備の撤去などが進んでいました。

解体作業は今月27日までに終わる予定で、跡地は公園や駐車場として整備されます。