2008年04月12日 更新
都はるみ“最愛の人”自殺に沈痛「悔やんでも悔やみきれない」
昨年8月1日、阿久悠さんの死去を受けた会見で、悲しみにくれる都はるみ。中村さんを失った悲痛は、他人には計り知れないものだろう
歌手、都はるみ(60)が11日、今月4日に自殺した公私にわたるパートナーで所属事務所代表の中村一好氏(享年60)について、初めてコメントを発表した。同居生活を続けていながら、中村氏の突然の死を止められず「悔やんでも悔やんでも悔やみきれない」と吐露。今後は歌手活動を通じて、天国の“最愛の人”へ思いを届ける。
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「みなさまへ」と書き出した844文字に、言いようのない悲しみ、苦しさがにじみ出ていた。最愛のパートナー、中村さんが自宅で首つり自殺をとげてから1週間。はるみが所属レコード会社を通じ、現在の心境を明かした。
「何故、彼を思いとどまらせることができなかったのか。私はこれを、悔やんでも悔やんでも悔やみきれません。きっと私は生涯、本当に止めることができなかったのだろうかと、自問します」
2人は歌手とディレクターという関係を超え、昭和55年から交際。妻子ある中村氏が離婚できないまま、同居生活を続けてきた。しかし、その終止符は想像もつかない形で打たれた。
中村氏が死を選んだ4日未明、はるみはNHKBS「日本のうた」収録のため、島根県益田市に滞在。同日昼に事務所スタッフから連絡を受けた。だが、中村氏の親族のみで営まれた葬儀には参列せず、「遠くから彼とお別れしました」。遺体との対面も果たせなかったという。
自殺の動機には、「思い当たることがなく、事故だったのではないかと思わざるを得ないほどです」とした一方で、中村氏の酒量が増えていたことを吐露。何度も禁酒を約束したが、最後まで止められなかったと、自責の念にかられている。
はるみは16日、高松市の香川県県民ホールで公演を予定。文中では開催について言及していないが、所属レコード会社では「今のところ、中止とは聞いていません」と説明した。はるみも「歌い続けること、それが、彼が望んでいることだし、彼の意志を継ぐことだと思います」と宣言。涙をこらえ、コブシを震わせていく。
■中村 一好(なかむら・かずよし)
昭和22年6月30日、山口県生まれ。東京大学出身。平成元年にレコード会社を退社し、都はるみと「プロデュースハウス都」を設立して社長に就任。平成5年1月「都はるみ事務所」の取締役に。
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