・昨日、生まれたばかりの赤ちゃんを見に行ったら、
　「新おとうさん」が、ぼくと同じカメラを持ってました。
　じゃんじゃん赤ちゃんの成長を撮るつもりらしいです。
　さぞかし写真が増えて行くんだろうなぁ。
　
　ちょうどいま、「ほぼ日」でも
　『にわか写真部』の連載をやってますが、
　カメラを遊び道具にするって、
　あらためてまた、近所で流行ってますねぇ。
　
　ぼくの場合は、もう『気まぐれカメら』があるから、
　やめるにやめられないというところもあり、
　やめる理由もないしなぁと、毎日撮ってますが、
　日常的に写真を撮るっていうのは、
　なかなかたいへんなことだし、
　同時におもしろいことなんですよね。
　
　たまに撮るのと、毎日撮るのとでは、
　ぜんぜんちがうんですよねー。
　毎日撮るのがエライというわけじゃないけれど、
　せっかくフィルム代のかからない
　デジカメってものを使うんだったら、
　ぜひ「毎日撮る」を経験してほしいという気がします。
　
　俳句とかを趣味にしている人がいるでしょ。
　それだって、月に一度俳句を詠むのと、
　毎日のように俳句をつくるつもりで生きているのとでは、
　きっと全然ちがうと思うんですよね。
　写真にも、そういうところがあると思うんですよ。
　
　「撮るものなんか、ないし‥‥」と感じてからが、
　たぶん、写真とのつきあいの始まりなんじゃないかなぁ。
　
・とにかく、なんでもなんですよ。
　なんでも毎日やってるものは、すごいんです。
　途中で、「毎日」が続かなくなったら、
　休んだことをいったん忘れて、
　また「毎日」をスタートさせればいいんですよね。
　たとえばね、「ほぼ日手帳」が続かないなんて、
　気にしてる人もいるようですが、
　止まっちゃったと気がついたら、そこがリスタートです。
　そんないい加減さでやってたら、
　「毎日」ができるようになっちゃうんですよねー。
　「ほぼ日」も「ほぼ」とあえて言うことが、
　続けられた理由だったと思うんです。
　
今週もはじまりました。いらっしゃいませ、ありがとう。
「ほぼ日」にも毎日来てくれるとうれしいです。