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チベット騒乱の犠牲者、キャンドルで追悼 福岡・久留米

2008年04月12日22時59分

 中国チベット自治区などで起きた騒乱で亡くなったチベット人を追悼する集会が12日夜、福岡県久留米市六ツ門町の久留米六角堂広場であった。火をともした約100本のキャンドルが「FREE TIBET(チベットに自由を)」の文字をかたどって並べられ、騒乱の犠牲になったと伝えられた住民ら40人の名簿が読み上げられた。

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チベットの抗議活動で亡くなった人の冥福を祈り、ろうそくがともされた=12日午後8時すぎ、福岡県久留米市、水野義則撮影

 インドで暮らすチベット難民への支援活動をする同市の「久留米チベット文化交流会」の主催。中間令三代表(53)は「騒乱の根本にあるチベットの民族、人権問題に目を向けてほしい」と訴えた。

 追悼集会は、チベットを支援する国内の市民団体が集まる「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン」(事務局、東京)が呼び掛けたもので、12、13の両日、全国各地で開かれる。

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