善光寺にチベット犠牲者追悼のともしび
円形に並べられたろうそくの前で、チベット騒乱の死者を追悼して念仏を唱える僧侶ら
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チベットの人権改善を訴える予定の市民団体「チベット問題を考える長野の会」が13日夕、聖火リレー出発予定地の善光寺で、ろうそくを使いチベット騒乱の死者を追悼するイベントを開いた。小雨が降る中集まった約60人が善光寺境内近くで、177人分(会推計)のろうそくを仏教で「円満な世界」を表す円形状に並べ、善光寺などの僧侶約10人が念仏を唱えた。僧侶の代表(48)は「五輪と仏教の精神は同じく“多様なものの調和”。平和な世界の実現を願っている」と訴えた。
[ 2008年04月14日 ]