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　ひがしのり　ぽかぽか日曜日２！　　～ 桜吹雪の原点回帰２００８ ～
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こんにちは！チロルチョコ・いちご大福味に夢中なひがしのりです。

春うらら。桜の季節ですね～。
目黒川沿いの桜並木は超満開、たくさんの花見客で賑わいました。
しかし僕は人だかりを避けるように、静まり返った深夜の目黒川をぶらぶら。街灯に照らされ妖艶に反射する桃色が、なんともいえない幻想的な空間を作り出していました。

不思議なことに、桜を写真に写すと、その美しさは１００分の１以下に減ってしまうんですよ。唯一写真で残すことが不可能な花なのかもしれません。それはたぶん、桜の空をくぐって、目で見て、春を嗅いで、新たな季節のはじまりに期待を抱いて、ほんの短い瞬間に重なる風情と感情に美しさを感じるから、世界が一時停止した写真では伝わりきらないのでしょう。

そんな先週は、お花見パラダイス。
先輩と、友人と、同僚と、お酒と美味しい食べ物をたらふく満喫しました。花より団子ならぬ、花よりから揚げ、花よりお寿司、花よりビール。各自持ち寄った食べ物をほおばりながら、四方山話に花を咲かせました。でも、こうやって花見の楽しみ方を知ったのはごく最近かも。社会人になって、時間の流れを敏感に感じられるようになり、それに合わせて四季の変化に意識が向くようになったような気がします。これって成長！？

そんな桜の季節。今回は、あるミュージシャンをご紹介したいと思います。

「消え去るより、燃え尽きるほうがいい」

１９９４年、４月５日。
この言葉を遺書の最後に残し、自ら命を絶ったひとりの男がいます。

彼の名はカート・コバーン（１９６７年２月２０日－１９９４年４月５日）。
享年２７歳。９０年代を代表する、世界一有名なグランジ・ロックバンド「ニルヴァーナ」のフロントマンでした。

きっと洋楽を聴く人なら、その名を知らない人はいないでしょう。９１年に発表した１ｓｔアルバム『ネヴァーマインド』はアメリカの音楽シーンを一夜にして変え、世界中に空前のグランジブームを巻き起こしました。それまで台頭していたポップミュージックやハードロック・ヘヴィメタルの流れに取って代わる、型にはまらない新たなロックという意味で、ニルヴァーナをはじめとするグランジバンドを中心に“オルタナ（オルタナティブ）”というジャンルが確立されたのです。ちなみに“グランジ”とは「薄汚れた」という意味の“Ｇｒｕｎｇｙ”が語源です。

ボロボロのジーンズと薄汚いネルシャツというゆるい格好で、フェンダー製のギターを掻き鳴らすカートがカッコいいのなんのって。行き場のない憤りや葛藤を全身で代弁するカートの姿は、若者の共感を生み一躍スターダムにのし上げられることとなりました。

しかし皮肉なことに、カートは世間が望むロックスターになりたくなかったんですね。両親が離婚した影響で、おとなしくて引きこもりがちな少年時代を送ったそうです。やがて音楽に目覚めた彼は、内面をぶちまけるかのように、誰もが感嘆する衝撃的なサウンドを生み出すまでになったのですが、商業的な成功よりも純粋に自分の音楽性を追求し、よりアンダーグラウンドなものを表現したかったのです。

商業的なロックを毛嫌いしていた張本人が、いつのまにかその中心に立っていた。急激に変化する環境を受け入れられずに苦悩を重ねた挙句、カートはドラッグとアルコールに溺れていったのでした。そして１４年前の昨日、男は燃え尽きたのです。

鮮やかに咲き乱れた後、瞬く間に散りゆく桜の花びらを眺めて、カート・コバーンを想った今日このごろ。きっと世界中のファンが、彼を偲びながらニルヴァーナに熱狂していた時代の自分自身を、振り返っていたのではないでしょうか。

楽しい時、つらい時。最近は、ことあるごとに友人の言葉を思い出します。
人生は本と同じ。今日みたいなページもあるんだよ。いろんなページがあるから。一枚一枚めくっていこう。

４月ははじまりの季節です。
あらためて、２７回分の春をできる限りの範囲で思い返し、初心に返っていいスタートを切りたいです！すみません。今回はいつにも増していろんな思いにふけっちゃいました。それでは来週もはりきってアディオス！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ひがしのり）

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さて、先週のお題は「先週の日曜日はなにをしていましたか？」でした。
たくさんコメントをお寄せいただきありがとうございます！思った以上に写真が好評でうれしい限りです。

■お墓参り
銀座散歩もたのしそうですね。２３日は天気がよかったから、それだけ歩いたら汗かきましたでしょ。私は、２３日には浅草にある祖母のお墓参りに行ってきました。両親とは浅草駅で待ち合わせ、前日に開花宣言の桜を眺めながら隅田公園を抜け、言問橋を渡り、お寺の前で兄とも落ち合ってお参りしてきました。子連れでもなく、連れ合いも連れず、それも外で親子４人で顔を合わすなんて初めてのことです。その後はもちろん、お昼を食べ浅草寺にもお参りし、人形焼やおせんべいのお土産を買って帰りました。浅草に集合して浅草で別れる、というのも初めてのことでしたが、好天に恵まれ観光気分たっぷりのお墓参りでした。おばあちゃんがみんなを逢わせてくれたんだなぁとうれしく思いました。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＢＹ　つぐ

ＴＯ　つぐさん
汗かきました。歩き疲れた汗と迷った冷や汗で、２倍かきましたよ。
素敵な１日を過ごされたんですね。言問橋（ことといばし）という呼び名がなんともいいなぁと思いました。あぁ、無性に浅草散歩したい！僕は実家に帰ったときの初詣以外は、めっきり家族で出かけることがないので、「駅で待ち合わせ」という響きはとてもうらやましいです。せっかくですから、今回のお墓参りを機に、定期的に親子４人で街を歩くイベントを開催してはいかがですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＢＹ　ひがしのり

さて今回のお題は「今年のお花見エピソードを語ってください！」です。
みなさんお花見行きましたか？近所の知られざるお花見スポットから、家族で楽しんだお花見などなど、お花見にまつわるエピソードを教えてください。

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