尼崎東署は10日、猫を踏みつけて殺した動物愛護管理法違反の疑いで、伊丹市の警備員の男(59)を神戸地検尼崎支部に書類送検した。男は容疑を認めているが「殺すつもりはなかった」と話しているという。
調べでは、男は昨年11月17日午後3時10分ごろ、尼崎市田能5の田能浄水場入り口で警備をしていた時に、浄水場内を走っていた猫を捕まえようとし、誤って1匹の子猫を踏み殺した疑い。男は「以前から野良猫が住み着き、ふん尿の処理に腹が立っていた」と話しているという。【幸長由子】
〔阪神版〕
毎日新聞 2008年4月11日 地方版