南極海で調査捕鯨中の母船「日新丸」が米環境保護団体シー・シェパードから薬品入りの瓶などを投げられ3人が負傷した事件で、海上保安庁と警視庁公安部は12日までに、週明けにも東京港に帰港する日新丸など捕鯨船内を実況見分する方針を決めた。海保などは傷害や威力業務妨害容疑で捜査を進めており、同団体の妨害行為について調べを進める。
海保などの調べによると、シー・シェパードは先月3日、日新丸に向かって薬品入りの瓶を投げつけるなどの妨害行為を繰り返し、海上保安官2人、乗組員1人の計3人が負傷した。(07:00)