【カイロ高橋宗男】イラク中南部のイスラム教シーア派聖地ナジャフで11日、シーア派の対米強硬派ムクタダ・サドル師の義兄で同師派幹部のヌーリ師が、銃撃を受けて暗殺された。AP通信が伝えた。
バグダッド東部サドルシティーや南部バスラでは依然、イラク治安部隊とサドル師派の民兵組織マフディ軍の衝突が散発的に続いている。バグダッドでは同日、東部からグリーンゾーン(米軍管理区域)を狙ったとみられる迫撃砲弾がグリーンゾーン手前のパレスチナホテルを直撃し、通行人ら3人が死亡、7人が負傷した。
毎日新聞 2008年4月12日 22時24分(最終更新 4月12日 23時13分)