2008年4月13日 12時30分更新
医師不足が深刻化する中、早い段階から道内の病院で働く医師を確保しようと、13日、札幌市で医学部の学生を対象にした募集の説明会が開かれました。
この説明会は、医師免許を取った医師に2年間義務づけられている研修医の段階から道内の病院に勤務してもらうおうと、道や研修医を受け入れる病院が開きました。会場の札幌市のホテルには、道内の68の病院のブースが設けられ、道内や本州から120人余りの学生が参加しました。
個別のブースでは、病院の職員や研修医などが勤務の内容や病院の特徴を説明し、学生たちは真剣に聞いていました。
札幌市の女子学生は「知らないことが多いので、勤務の内容や女性の医師の数などを聞いた。
患者の気持ちがわかる医師になりたい」と話していました。
また茨城県から参加した学生は、「北海道出身なので北海道で医師をやることも考えている。
地域医療に貢献できる医師になりたい」と話していました。