春の全国交通安全運動(6~15日)を前に、県内の各自治体へ「良識ある交通マナーを」と呼び掛ける知事メッセージの伝達式が4日、県庁であり、約200人が参加した。
谷本正憲知事は「高齢者が巻き込まれる事故が増えている。飲酒運転はもってのほかで、(運転手役を決めて飲酒させない)ハンドルキーパーも定着させなくてはならない。県民を挙げて交通安全を推進しよう」と呼び掛けた。また谷直樹・県警本部長は「高齢者の事故防止対策、飲酒運転の根絶、シートベルト着用の徹底を図っていきたい」とあいさつした。
県県民生活課によると、07年の交通事故死者数は59人で、7年連続で減少している。【栗原伸夫】
毎日新聞 2008年4月5日 地方版