飲酒運転根絶「旗」で訴え/宮古島市連絡協など
【宮古島】宮古島市飲酒運転根絶連絡協議会(会長・伊志嶺亮宮古島市長)と宮古島地区交通安全協会(黒島正夫会長)は二日、同市や多良間村の十八学区自治会に、飲酒運転根絶を訴える旗を手渡した。
旗は、同協議会と同協会が各学区自治会と連携して作製した。宮古の方言で「ばんたぁや飲酒運転ぬばぁすぅん」(私たちは飲酒運転をしません)と記されている。飲酒運転根絶フラッグリレーと題して、七月九日までの百日間、各学区自治会の約千八百世帯に、毎日持ち回りで玄関や門柱などに旗を掲げてもらい、規範意識を高める。
宮古島警察署で開かれた交付出発式で、黒島会長は「地域の皆さんの力で飲酒運転根絶を徹底してほしい」、伊志嶺市長は「検挙件数は減少しているものの現状は許される状況ではない。宮古圏域から飲酒運転をなくそう」と訴えた。前泊良昌宮古島警察署長は「地域から一人も飲酒運転者を出さないよう取り組んでほしい」と激励した。
また、同協会と同署は宮古教育事務所へ市内の新小学一年生六百十六人分のランドセルカバーを贈った。