甘粛省の暴動撮影したとする映像公開
チベット問題への対応から批判が続く中国ですが、新たに甘粛省で起きた暴動の様子を撮影したとする映像を公開しました。 甘粛省では、チベット自治区ラサで起きた暴動の後に大きな抗議活動が起きています。中国当局は8日から11日まで外国の取材団を招きましたが、この映像は、その際、取材団に公開したものです。 映像には、赤い袈裟を着たチベット人僧侶とみられる大勢の人たちがデモ行進に参加したり、街中の商店などの窓をたたき割ったりしている姿が収められています。また、警察署を襲撃し、施設を破壊している様子も映されています。 中国は、こうした映像を公開することで、弾圧の正当性をさらに主張していく狙いがあるとみられます。(12日11:14)
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