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NIKKEI NET

更新: 2008/04/13 02:30

北朝鮮核問題、核拡散疑惑など玉虫色表現で米朝大筋合意へ

 【ワシントン=丸谷浩史】11日付の米ワシントン・ポスト紙は、北朝鮮による核計画申告を巡り、シリアなどへの核拡散疑惑や高濃縮ウラン(HEU)計画について、北朝鮮が米国の懸念を「認める」との表現で米朝が大筋合意したと報じた。核問題を巡る6カ国協議は第2段階措置の柱である核計画申告実施が遅れていたため、米朝が都合よく主張できる「玉虫色」の表現になるという。

 米朝の首席代表は3月にジュネーブ、今月はシンガポールで停滞している6カ国協議の調整を進めた。ポスト紙は米朝が2回の協議で、北朝鮮が難色を示す核拡散活動とHEU計画について、米国の主張を「acknowledge」(認識または認知)するとの表現を盛り込むことでほぼ一致したと報じた。

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