東トルキスタン難民から寄付のお願い
私たち東トルキスタン難民の状況は、年々厳しくなっております。中国共産党は、世界のあらゆる国に新たに私たちを受け入れたり、市民権を与えたりしないよう圧力をかけつづけています。このため、危険な、不安定な身分で、中央アジア、パキスタン、アフガニスタン、中東、アフリカなどで救援を待っている東トルキスタン難民もいれば、亡命先で就職することもかなわず、苦しい生活を強いられている難民が増えています。就学年齢にも関わらず就学できない子どもたちも多くいます。
東トルキスタン亡命政府、東トルキスタン教育協力協会、東トルキスタン文化協力協会はこのような東トルキスタン難民、孤児、未亡人など、中国共産党政権に弾圧された東トルキスタン人とその家族に救いの手を差しのべるとともに、中国共産党が東トルキスタンで進めている民族浄化・文化消滅政策と人権侵害、民族差別・弾圧などの実態を世界に広く正確に知らせていくために、全力を傾けていく所存でございます。そのために、国際社会の皆様にもご支援いただきたく、ここにお願いする次第です。
まず、現在、トルコ共和国が世界でウイグル人にとって最も安全な国といえる状況です。中国から国境を接する中央アジア、パキスタンなどに逃げたウイグル人は逮捕の対象となっており、そのまま中国に引き渡されています。彼らの中には家族連れや小さな子どももいます。中国に引き渡されれば厳しい拷問や虐待、最悪の場合死刑が待っております。
彼らを助けるためには、中央アジアやパキスタンなどからトルコ共和国までの交通費が必要となるのです。みなさまからのご支援をこの交通費にも充てたいと考えております。
次に、トルコ共和国のイスタンブールには多くのウイグル難民が集中しています。その中には国籍がないため、仕事や住む家を見つけるのも困難な人が多くいます。彼らのために家を借り、昨年の支援金の一部をその賃料に使わせていただいております。
ウイグル人も皆様に頼るだけではいけないと考え、仕事を持つウイグル人などがお金を出し合い、このような難民の住居を数カ所にまで増やしました。しかし、やはりぎりぎりで、維持していくのは大変です。ぜひみなさまのご支援を賜わりたいと考えております。
最後に、在トルコ東トルキスタン難民に対し、東トルキスタン人としての教育の欠如を痛感し、今年度、イスタンブールのウイグル難民が中心となって、この教育を充実させるための『東トルキスタン教育&協力協会』を新たに設立しました。本、雑誌、ビラなどを発行し、難民の子供や若者を集めて現状の中国ではけっして受けられない東トルキスタン人としての教育を行っています。その教育活動に皆様の支援が役に立ちます。
東トルキスタン支援ネットでは支援金の使途を以上のように考えております。また、ほかにも使うべきことはたくさんあります。ご協力いただけますようお願い申し上げます。
寄付金は郵便振替の通常払込でお送り下さい。
口座番号等は次のとおりです。
口座番号 00160
- 8 - 355595
口座名称 東トルキスタン支援ネット
ご注意:
(1)寄付金の他に払い込み手数料をご負担願います。ご了承ください。
1万円まで 100円
10万円まで 150円
100万円まで 250円
(2)払込書通信欄に「東トルキスタン基金寄付」と明記して下さい。
(3)入金確認メールをご希望の方は、払込書通信欄にEメールアドレスをご記入下さい。
(4)お手続きの後、当方で入金を確認できるまでに、1週間から10日間程度を要する見込みです。
(5)この寄付金は所得税の寄付金控除の対象にはなりません。
以上、よろしくお願い致します。
アジアの平和のために、そして世界の平和のために、ともに手を取り合っていただきたく存じます。どうぞ私どもに手を差し伸べていただけますよう、重ねてお願い申し上げます。
東トルキスタン亡命政府
東トルキスタン教育協力協会
募金責任者 ウイグル太郎
お問い合わせ:japan@turkistanim.org
|