福岡放送局

2008年4月12日 20時40分更新

香椎宮で神幸式

福岡市東区の香椎宮で12日、豊作などを願う春の神幸式が行われ、華やかなみこし行列が参道を練り歩きました。

神幸式は香椎宮が祭る神功皇后のみ霊を鎮め、豊作や氏子の幸せを願って一年おきに行われる春の神事です。
初日の12日は、そろいの古代衣装に身を包んだ氏子がかつぐみこし行列が、太鼓や鐘の音を響かせながら本宮をゆっくりと出発しました。
あとには武者行列や子どもたちの稚児行列も続いて華やかな彩りを添え、頓宮(とんぐう)までのおよそ800メートルのクス並木の参道を練り歩きました。
沿道には行列に参加したわが子の姿をビデオやカメラにおさめようと、親や見物客が詰めかけ声援を送っていました。
13日午後は、逆のコースでみこしを本宮に戻す神事が行われるということです。