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【ウイークリーワールド】騒乱から1カ月 中国国内のチベット族を見る

2008.4.12 16:35
このニュースのトピックスウイークリーワールド
9日、外国メディアの記者らが到着した中国甘粛省甘南チベット族自治州夏河のラプラン寺で、スローガンを叫ぶ僧侶ら(ロイター)9日、外国メディアの記者らが到着した中国甘粛省甘南チベット族自治州夏河のラプラン寺で、スローガンを叫ぶ僧侶ら(ロイター)

 中国チベット自治区ラサで起きた大規模暴動は、4月14日で発生からちょうど1カ月となる。

 ラサに続いて外国メディアの訪問が許された甘粛省く甘南チベット族自治州では、僧侶らが取材団に中国政府批判などを直接、展開する騒ぎが再び起きた。現地から送られてきた街中の写真には、ところどころ焼けこげた建物が写り、ラサから飛び火したとみられる暴動の激しさを生々しく伝える。

 ラサを含む、中国国内のチベット族居住地で4月初旬に撮影され、配信された数少ない写真は、制服姿の治安部隊が相も変わらず徹底的に街頭を警備している様子をくっきりととらえている。

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9日、外国メディアの記者らが到着した中国甘粛省甘南チベット族自治州夏河のラプラン寺で、スローガンを叫ぶ僧侶ら(ロイター)
9日、外国メディアの記者が訪問した中国甘粛省甘南チベット族自治州夏河のラプラン寺で、チベットの旗を掲げスローガンを叫ぶ僧侶(ロイター)
ブリュッセルの欧州議会で10日、採決のさいにチベットの旗を机に広げる英国の議員(ロイター)。欧州では北京五輪の開会式ボイコットを求める声がひろがりつつある
10日、立ち寄り先の日本で行った記者会見で、中国は私を「悪魔」だと見ていると話すチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世(ロイター)
ベルリンで10日、チベット情勢を討議するドイツ議会での演説のさい、中国語で「人権」と書かれたTシャツを掲げる緑の党の議員(AP)
中国甘粛省で10日、破壊された店の前を歩く女性(ロイター)
中国甘粛省で10日、暴徒に破壊された商店でくず拾いをする人々(ロイター)
9日、中国甘粛省で外国メディアの記者らにチベット独立を直訴する僧侶(AP)
中国甘粛省で3月、暴徒に襲撃された建造物=4月10日撮影(ロイター)
4月1日、中国チベット自治区ラサで街頭を警備する治安部隊。看板には「文明的な方法で仕事を果たし、安定を維持せよ。検査への協力に感謝する」とある(ロイター)
5日、新疆ウイグル自治区で市場を出る男性(AP)。チベット騒乱後、中国政府当局は各地の諸民族への警戒を強めたとされる
4月1日、中国チベット自治区ラサの街頭を警備する治安部隊(ロイター)
中国甘粛省で4日、武装して通りを歩く治安部隊メンバー(AP)
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