【東京】在日米軍が沖縄県内にある廃棄対象の日本製ポリ塩化ビフェニール(PCB)含有物資を3月15日に、横浜港から米本国に向け搬出していたことが分かった。外務省が7日、県に連絡した。同省が米軍から受けた連絡によると、搬出した総重量は85トン。変圧器等を含んだ全体の量で米側はPCB自体は「少量」と説明している。
米軍は、1月にPCBの搬出を発表。沖縄分は当初2月に実施する予定だったが、約1カ月遅れた。遅延の理由について米軍は明らかにしていない。
本土分は、1月26日に横浜港から米本国に搬出し、最終目的地に到着した。米側は「PCB含有物資の保管搬送にあたってはしかるべき環境対策が講じられた」と説明しているという。
米国環境保護庁は通常、有毒物資管理法によって国外から外国製のPCB含有物資を国内に搬入することを禁じているが、搬入を認める適用除外期間を時々、設定している。今回は1月7日から来年1月9日までの約1年間、除外期間が設定されている。
環境省は「変圧器は大きくてかさばる上、厳重に梱包(こんぽう)するので、搬出までに時間がかかる。一度に運ぶのも難しい。米側は1年間かけて搬出すると言っているので、廃棄分はまだある可能性は大きい」と話している。
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