引越しは赤帽
引越は赤帽で、貴方の引越しをお手伝いします。
【赤帽車誕生のサイドストーリー】
昭和50年代初頭、軽自動車はまだ非力な車で、“ガマン車”と呼ばれていた時代でもありました。当時の運輸省の法令の中に「軽貨物自動車での運送事業」に関する規定が定められておりましたが、実際はあまり一般的ではありませんでした。そんな軽貨物自動車での運送事業を全国に展開したのが赤帽だったのです。
最初の赤帽車が走り出した頃は、現在のような専用車ではなく、耐久性もあまり高くありませんでした。その後、赤帽の事業が順調に成長して行くに従い、赤帽車は沢山の荷物を積み長い距離を走るようになりました。普通の乗用車の寿命と言われる距離を多い人は1年で、少ない人でも3年程度で走ってしまいます。長距離を長時間走る者もいれば、短い距離を頻繁に走る者もおり、様々な使われ方をしました。
ある時、赤帽組合員から「普通のエンジンでは赤帽の業務に耐えられない」という意見が出され、赤帽車に専用色の塗装をするだけではなく、エンジンにも数項目の赤帽専用項目を盛り込み“赤帽専用エンジン”を設定し、その他にも専用部品を装備することになりました。このように、全国の赤帽組合員から様々な赤帽車に対する意見や要望が寄せられ、それらを反映させた結果、赤帽車は国土交通省の型式指定認可をうけた専用車輌(※)になったのです。
※単に一般に販売されている車種に販売店で専用塗装が施されただけの車輌ではなく、メーカーの工場で塗装され、専用エンジンや専用部品が装備された車輌で、グレードの1つとして扱われています。
全国の赤帽組合員から寄せられた意見を参考に、富士重工業㈱で開発された装備や仕様が赤帽車に採用されていますが、その一部がスバルサンバーにも採用されています
4気筒ならではのスムーズな吹け上がりと、マルチポイント・インジェクションの採用などによる低燃費や走りやすさが魅力の4気筒EGIエンジン。さらに赤帽専用エンジンでは、白金プラグの採用やフリクションの低減などにより、燃費性能はもちろん耐久性、信頼性、出力特性をさらに向上しています。
長い下り坂でもブレーキが加熱しにくいフロントベンチレーテッドディスクブレーキ、貨物積載時や高速走行時に十分な制動力を発揮します。パッドの摩耗を知らせる警報機能が備わっています。
ハンドブレーキを効かせたままレバーを下げることができるため、運転手シートと助手席シートの間がフラットになり、仮眠時などにとても便利です。
荷物の積み降ろし作業を容易にするため、リヤゲート開度を90°(標準)と130°(フォークリフト対応)の2段階に設定しました。リヤゲートはアシストストラップ付きで、開閉をしやすくしています。
無線機などの車載機器接続のため、特別に電源用ハーネスがインパネの下に用意されています。
地図などが見やすい大型のルームランプ(13W)を装備。
乗降頻度の高い宅配業務に耐えれるよう、耐久性を向上しています。また、シートカラーは、赤帽の制服カラーに合わせたものを採用しております。
地図などの収納に便利なオーバーヘッドシェルフ。
ハザードランプ&オフディレイルームランプ連動。電波式リモコンドアロックは、使いやすいキー一体式。荷物を持ったままでも簡単にドアの開閉が行えます。
フロントバンパーにエアダム形状を採用し、高速走行時の安定性を向上させました。
助手席側の複合曲面ミラーをノーズ部へ装着することにより、助手席側の死角を小さくしました。また、運転席側には広角タイプのミラーを採用し、後方の視認性を高めています。
メーターは視認性の高い設計。イグニッションをONにすると、指針がMAXを指した後、速やかにゼロへ戻るスイープ機能付
B4サイズの地図も入るポケットが付いた運転席ドアアームレストを装着。
パネルバン | |
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荷台の大きさ
左右スライドドア、リヤゲートの3方向が開くので、荷物の積み降ろしが容易。密閉性に優れ、雨やホコリから荷物をしっかり守ります。 |
トラック | |
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荷台の大きさ
すみずみまでフラットな荷台。引越しなどの大きな荷物もロープフックでしっかり固定。大型荷物、大量物の運搬に最適です。 |
バン | |
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荷台の大きさ
広くフラットな荷室にくわえ、左右の大開口スライドドア、大型リヤゲートの3つのドアが配達の効率をアップします。 |
【幅が広い。奥が深い。しかもぴったり積める】
車種 | 荷台(室)長 | 荷台(室)幅 |
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パネルバン | 1,915mm | 1,320mm |
トラック | 1,940mm | 1,410mm |
バン | 1,875mm (運転席側) |
1,320mm |
※荷室の高さは車種により異なります。