2008年01月18日

善光寺・小松貫主”不倫メール”問題で街宣車登場!

 信毎、それを知らずに小松貫主写真入り記事掲載
 お相手女子アナは辞める気配なし

昨年、10月31日(水)発売の週刊新潮 11月8日号 にこんな記事が載った。
http://tsutaya.zassi.net/magazine/23/22050/
上のURL↑をクリックし、そこに表示された下の見出しをクリックすると記事の見出しが表示される。

善光寺 貫主さま「善光寺貫主さま」が3人の女性と交わした〈絵文字入り〉「不倫メール」(立ち読み)
http://tsutaya.zassi.net/magazine/23/22050/
本文はぼかされていて、読み取れるのはこんな見出しのみ。
「素晴らしい交情の一時」「貫主不適格の烙印」

これではつまらないという方は、この追撃コラム記事最後の(あるいは直にここ→)続きを読むをクリックして記事全文画像を読んでいただこう。
善光寺トップのえらいお坊さんがこんなことしていいのか─という話だが、それだけではなく別の問題も起こっている。

この記事が出た2〜3週間後に東京の新潮社に街宣車が登場し、
「えらいお坊さんのことを悪く書くのはけしからん」
とやったのだという。
週刊新潮はいろんな記事でしょっちゅう訴えられているので、そういった意味では慣れっこになっているが、街宣車というのは最近はないらしい。その日社内に居合わせた社員は何事かとその街宣騒動をみやっていたという。街宣車は一度だけでなくそのあと別の日にも行ったという。
さすがに善光寺トップのえらいお坊さんともなると、その威光はいろんなところに及ぶらしい。

「善光寺 小松玄澄貫主」で検索すると楽天やヤフーオーのオークションで小松貫主のありがたい書が掛軸になって売りに出されているのがわかる。朝日新聞や長野の地元紙信濃毎日新聞の広告でも同じようなことは行われている。どちらも”限定販売”となっているが、いつまでたっても売り切れることはないようだ。20万円から50万円近い値がついている。
生き仏とされる人の書がこのようなかたちで売られているのは、ありがたいようなありがたくないような─。


1月16日(水)、信濃毎日新聞に下の見出し記事が載った。
小松貫主クリーンな年に…願い込め福升に筆 善光寺大勧進貫主
http://www.shinmai.co.jp/news/20080116/KT080116FSI090002000022.htm
上のことなどまったく眼中にない記事だ。おどろくではないか、信毎は週刊新潮を読んでいないのか?いくらなんでも、街宣車と何らかのかかわりがあると想像される御仁のことをこのように扱うのは一流地方紙としてまずくないか。
「クリーン」だとか「偽り」という言葉も登場する。いったいどこがクリーンなんだろう、偽っているのは誰なんだ─といいたくなる。
記事は時節ネタで、節分の準備をする小松貫主の様子を写真入りで書いたものだが、これは何も小松貫主である必要はなく、ほかのお坊さんであってもいいわけだ。わざわざ火種を抱えた人物を登場させることはない。普通は避けるものだ。信毎のセンスを疑う。
信毎の考えそうなことは
「なにも事件になったわけじゃあるまいし、いいじゃないか」
といったことなのだろうが、新聞は法に縛られるものではない。法律になじまない問題を扱うところにジャーナリズムの存在意義がある。法ですべてカタがつくならマスコミなんていらないわけだが、そこが信毎はわかってない。

可能性としてだが、
元気のいい新聞なら以下のようなことはある。
近々逮捕されるという情報を得て、その人物の近影を撮るために、どうでもいいインタビュー記事などを無理にこさえて、逮捕されたあとになって
「のうのうとインタビューに応じる○○容疑者」
なんて記事を書くことはある。これは政治家や問題商法の代表者の場合にある。
しかし、お行儀のよさが取りえの信毎がそんなガラの悪いことをするはずもない。ここは素直に信毎のレベルの低さと理解すべきだろう。

信毎は週刊新潮は読んでいても、街宣車のことまでは知らない。街宣車まで登場したとあってはさすがに慌てるのではないだろうか。

こんなスキャンダルが出たのは今回が初めてではない。3年前にもこんな記事が出てている。月刊誌だったので地味で気づかない人も多かったのではないか。
月刊現代2004年12月号
http://kodansha.cplaza.ne.jp/mgendai/mokuji/200412/main.html
月刊現代2004年12月 善光寺スクープ! 善光寺トップ71歳の「女とカネ」大醜聞
地元放送局美人キャスターをはじめ、流れる「艶聞」。自筆「書」の販売代金の非常識な行方……。善光寺のトップ・大勧進貫首のあきれた行状のすべて 
 

 


上の記事に出てくる地元放送局というのは
長野朝日放送 ABN
http://www.abn-tv.co.jp/
で、その美人キャスターというとこの中の誰かということになる。
http://www.abn-tv.co.jp/announcer/index.htm
40歳の大台に乗ろうとしている瀬戸際の女子アナなのだが、30歳以上も離れたご老人とそんな関係にあるなんて、にわかに信じがたい。
だが、信毎に掲載された小松貫主の写真を見ると、肌つやがよくてテカテカしている。とても74歳とは思えない。女性にはもてるのかもしれない。

問題の女子アナは今も同局の看板アナウンサーとして毎日のようにテレビに出てニュースも読んでいる。
辞める気配など全然なく、長野朝日放送のHPにはこんなページまである。
http://www.abn-tv.co.jp/announcer/kurata/profile.htm

酒好きらしく一度長野駅近くのお好み焼屋で見かけたことがある。
地方女子アナオーラを密かに発していて、
お酒飲みたい気分なんだけど、ひとりじゃなんだし、誰でもいいんだけど、君ちょっと付き合いなさいよ─といった感じで後輩男性社員を引き連れていた。


長野県はついこの間まで知事だった田中康夫も、改革を偽装したペテン師のようなものだった。知事やお坊さんは立派な人─というのは常識だったが最近はそれが通用しないどころか、まったく逆になっている。困ったものだ。
そういう困ったことがあったらマスコミが正す─はずだったが、そのマスコミまでこの体たらくではどうしょうもないではないか。


          週刊新潮 11月8日号  記事クリックで2段階に拡大します。

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小松貫主 記事3小松貫主 記事2小松貫主 記事1

 

 

 

 

 

 

 


Posted by tuigeki at 14:22 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 善光寺 小松貫主  | マスコミ

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