2007-07-03
■[小林美恵子(共産党)]
『第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第7号』(2005年05月11日)
(省略)それと、あと、お三人の参考人の方々にお伺いしたいのは、これまでも随分出ていますけれども、この子供たちのやっぱり性行動の現状というのは本当に胸が痛む思いが私もします。でも、やっぱりそれは性の商品化が子供社会をむしばんでいるといいますか、大人社会の反映がやっぱり子供に大きく影響しているというのは偽らざる事実だろうなというふうに思います。やはり、先ほどからも出ていますけれども、テレビゲームなり、それからテレビなり、また様々なメディア、映像を通して暴力とか性がむき出しになって子供たちに襲い掛かっていると。そういうのが野放しにされている状況の下では、やっぱり子供たちに与える影響というのはすごく大きいと思うんですね。そういう点で、そういう分野の自己規律というのは本当に重要だというふうに思います。
同時に、子供たちをターゲットにして、そういう性の商品化したものが大量に子供向けに消費をされているといいますか、そういう社会の在り方というのも本当に極めて異常だというふうに言わざるを得ないというふうに思うんですね。
そういう点で、そのどちらも含めて社会のやっぱり自己規律というのが求められているというふうに思いますけれども、その点で改めて、子供を守るための社会の自己規律を築くという観点で御意見をいただければ有り難いなと思います。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/162/0083/16205110083007c.html