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ガソリン税の暫定税率期限切れ問題です。
ガソリン税は道路建設の特定財源となっているため、地方自治体では、4月に予定していた事業の執行を見合わせています。
中でも久留米市では、九州新幹線にも影響が及ばないかと危惧されています。
1月、福岡県選出の民主党国会議員に県の市長会会長として、久留米市の江藤市長はガソリン税の暫定税率維持を強く求めました。
久留米市が恐れていた暫定税率の期限切れ。
道路特定財源を予算の一部に当て込んだ工事は、中心部の渋滞対策の決め手となるバイパス工事など、今年度、総額26億円分に上ります。
このうち、14億円を占める道路特定財源がなくなるかもしれない。
久留米市は、今月から工事の一時凍結に追い込まれたのです。
久留米市は旅費や備品の購入費などを切り詰め、7億円を捻出しましたが、まだまだ足りません。
九州新幹線の開通に合わせ、久留米市はJR駅前の道路整備を計画していました。
しかし、用地買収交渉はストップしています。
新幹線の開通に合わせ、大規模なビル建設が着々と進む久留米駅前。
市が担当する駅前整備だけが、遅れる事態ともなりかねません。
「財源なくしての町づくりは成り立たない」。
日に日に期限切れの影響が浮き彫りになるにつれ、暫定税率復活を求める地方自治体の声は、強くなっています。
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