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電話相談:夜間小児救急アドバイス 6月から、県が窓口設置 /長崎

 県は6月1日から、小児救急医療電話相談窓口を設置する。夜間に具合の悪くなった子供への対処や、病院に連れて行くべきか迷った場合など、電話で専門業者が症状に応じたアドバイスをしてくれるシステム。電話代を含めて無料で利用できる。身近に相談できる相手がいない母親たちの心強い存在となりそうだ。

 電話相談の開設時間は午後7時~翌午前8時(無休)で、県によると同様の相談窓口を設置している都道府県は多いが、翌朝まで開設しているのは大分県など3府県という。

 「#8000」に電話を掛けると、専門業者のコールセンターにつながり、看護師か小児科医が対応。症状を伝えれば、(1)救急車を呼ぶ(2)すぐに病院に連れて行く(3)昼まで待って病院に行く--などのアドバイスが受けられる。専門業者は県内の医療機関情報を把握しており、必要に応じ深夜でも受診可能な医療機関などを紹介する予定。

 県によると、核家族化や育児経験不足などにより、子供の具合が悪くなると不安になり、すぐ病院に駆けつけるケースが増加。逆に、翌朝まで病院に行くことをためらい、症状を悪化させてしまうこともあるという。【宮下正己】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

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