2008年4月11日 19時10分更新
福岡県内の警察の幹部を集めた会議が開かれ、田村本部長は企業への発砲事件などが相次いでいるものの解決されておらず県民の不安は一層高まっているとして、暴力団への対策を引き続き強力に進めるよう指示しました。
福岡県警察本部で開かれた会議には、県内の40の警察署の署長や警察本部の幹部などあわせて126人が出席しました。
田村正博本部長が「企業への発砲事件が相次いでいるほか、市民の生活の場で射殺事件が起きるなど社会への挑戦ともみれる事件が起きているが、解決されておらず県民の不安は一層高まっている。暴力団組織の実態の解明をはかり弱体化を進めるため、ヤミ金などの検挙に努め資金源を枯渇させ、組織に打撃を与える捜査をしてほしい」と訓示しました。
さらに、田村本部長は必ず事件を解決するという信念を持って客観的な証拠を集め、供述の裏付け捜査を徹底し、ち密で適正な捜査をするよう指示しました。