華麗に“船乗り込み”
華麗に“船乗り込み” 06/01 17:34

福岡市の博多座で今月5日に開幕する歌舞伎の公演を前に、役者の到着を船に乗ってお披露目する船乗り込みが行われました。

船乗り込みは、博多川が始まる中洲の南端、清流公園から、博多座がある博多リバレインまでおよそ800メートルのコースで行われました。

尾上菊五郎さんと菊之助さんの親子など、出演者や関係者およそ100人が9隻の船に分乗し、紙吹雪が舞う中を、ゆっくりと進みます。

川の両岸を埋めたおよそ3万5千人の観客からは、尾上さんの屋号、「音羽屋」の掛け声が盛んにかかっていました。

蜷川幸雄さんが演出するシェイクスピアの世界を、尾上菊五郎さんら歌舞伎俳優が演じる博多座大歌舞伎、「NINAGAWA十二夜」は、週明けの5日に初日を迎えます。