開幕に向け山車の“すす払い”
開幕に向け山車の“すす払い” 06/29 17:38

北九州市であさって始まる小倉祇園太鼓を前に、きょう、山車のすす払いが行われました。

北九州市の小倉北区役所では、けさ10時から山車のすす払いが行われ、福岡県の有形民俗文化財に指定されている、大門町の山車に積もったほこりなどを丹念に払い落としました。

小倉祇園太鼓は、小倉城を築いた細川忠興が、1618年に、京都の祇園祭りを小倉に取り入れたのが始まりとされています。

飾り付けた山車の前後に一つずつ太鼓をのせ、太鼓と、ジャンガラと呼ばれる鉦をたたいて、五穀豊穣や無病息災などを祈願します。

小倉祇園太鼓は、あさっての太鼓打ち初め式で開幕し、山車飾りとバチさばきを競い合う競演大会は、来月21日に開かれます。