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2007-07-13 12:13:41

妄想と現実

テーマ:著書・集団ストーカー

私は探偵業と防犯設備の販売をしている。
その関係で、いじめに関する相談もかなり受けているが、ほとんどの場合「被害内容に関して」だけ相談してくる。
多分、その被害内容だけ「親」が聞けば「いじめられている」と思ってしまうのだが、そこに注意が必要だ。

私は、度々自称集団ストーカー被害者の事を取上げて書いているが、同じ構図の場合がかなりある。
ハッキリ言って、自称被害者の被害は「妄想」である。
妄想に妄想を積み上げて被害に脅えているのだ。

ここでは「自称被害者」と言う言葉を使っているが、これは「実際のストーカー被害者」と区別するためだ。
私が今まで受けた相談や調査は、ストーカー関係だけで軽く1000件を超えるが、全体の中で自称被害者は9割前後に達する。

こう言う仕事をしていると、被害を聞いただけでは鵜呑みに信用しなくなる。
例えば、ルーフガーデン付きのマンションに自称被害者が住んでいたのだが「上の階の人がそのルーフガーデンに盗聴器を投げ込んで、その盗聴器も保管してある。」

ここだけ聞けば「盗聴器」も保管してあるのなら「実際に被害に有っている人」と思ってしまうだろう。
しかし、私はその盗聴器を実際に見るまでは信用しない。

事実、この人の「盗聴器」と言っていた物は「レゴブロック」だった。
多分、上の階の人の子供が投げ落とした物だろう。


実は、いじめの相談でもこう言った事が非常に多いのだ。
その中で多いのが「笑われる」「携帯を体育の時間などに盗み見られる」「持ち物などを傷つけられる」と言った物だが、よくよく話を聞いてみるとおかしな話が多い。


例えば「笑われる」でも詳しく状況を聞くと「面と向って笑われている」と言った物は少ない。
「近くで誰かが笑っていた」「漫画を読んで笑っていた」「通りすがる人が笑っていた」など、その人の事を笑っていると「特定」出来ない場合が多い。

「携帯電話を盗み見られる」と言った物も、現場を見た訳でもなく「見ていなければ知る事が出来ない事を知っている」などの理由で「見られた」と思っているのだが、「何故相手がその事を知っていると分かったのか?」と聞くと、その人に直接聞いている人はいない。
多くの場合は「聞えてきた」と言う表現の場合が多く、この「聞えてきた」と言う表現が出た場合は要注意なのだ。
これは後述 する。

「持ち物を傷つけられる」にしても、現場を見てはいないが犯人を限定している場合が多い。
その理由で最も多いのが、それを見つけた時に「誰かが笑っていた」と言う物だ。


つまりこれらの事に「明確な根拠は存在していない」のだ。
そして、妄想とは「根拠のない誤った判断に基づいて作られた主観的な信念」と言う意味である。


問題は、実際のいじめ被害と妄想被害が同一線上で語られる事である。
これは、教育の現場に混乱をもたらす事になる。
こう言った意味では、暴力行為を伴ういじめは見分け方が楽であるが、言葉のいじめは見分け方が困難である。



集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都

2007-07-12 20:11:42

いじめ、ニート、乗っ取り厨、自称集団ストーカー被害者の共通点

テーマ:著書・集団ストーカー

いじめ、ニート、乗っ取り厨、自称集団ストーカー被害者には共通点があります。
その共通点は「他人を見下している」と言う点です。
いじめられている人は、結構他人を見下す傾向があり、いじめを受けている時でも「こんな奴ら」といった意識が結構あります。

ニートにしても有名な言葉に「働いたら負けだ」など、勝者の立場に立とうと言う意識や、馬鹿の下では働きたくないなど他人より上に居たいという意識が見受けられます。
乗っ取り厨も、定番の台詞が「もらってあげます」など、他人を見下している台詞が目に付きます。
自称集団ストーカー被害者も、学歴をひけらかしたりしていますし、その言動には「低脳」「馬鹿」など相手を見下す傾向が現れています。

そして、その裏にあるのは「私を認めて!」と言う叫びなのかもしれません。

ニートにしても、乗っ取り厨にしても、自称被害者にしても「学力以外の他人に認められる何か」を欲しているのではないでしょうか?

しかし、ニートは何もしない、乗っ取り厨は人のHPを自分のHPだと友人に自慢した挙句、管理人に「もらってあげます」とか、言う通りに更新しろと命令する。
自称被害者の多くは「願望の裏返し」とも取れる被害を話す。

そして、それらは「自分で努力をしない」「自分に合わせて周囲に人に変わって欲しいと願っている」と言う心理が垣間見えます。



集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都

2007-06-26 19:06:06

ネットや携帯の人格形成における弊害 3

テーマ:著書・集団ストーカー

携帯電話が無かった時代は、彼女に電話する時固定電話を使うのが普通でした。

しかし現在は、携帯電話が普通です。


私にも経験が有りますが、彼女に電話する時に必ず通らねければならない関門がありました。

それが「相手の親」です。

当時は、相手に電話する時には緊張した物です。

まず相手の親が出たら、ちゃんと挨拶して、言葉使いにも気をつけて、失礼の無いように気を遣いました。

そして、長電話にも気を遣って電話をした物です。

当時は、それが当たり前だったのです。


今思えば、これはとても大切な事だったのです。


言葉使いなどが悪ければ、取り次いでもらえませんし、交際にも反対されてしまいます。

その為、言葉使いなどに気を付け無ければならず、礼儀などの社会常識を自分で覚えて行ったのです。

「親切り」等は論外で、そんな事をする事など考える事も無く、少しでも印象を良くする事を考えていた物です。

また、女性側も「親」と言うフィルターがある為、変な男から守られていますし、親としてもどんな奴と付き合っているのか分かるので、子供の行動を把握できました。


今思えば、昔はそう言った事が自然に身に付く社会だったと思います。


しかし、携帯が普及してからは「親」と言うフィルターが無くなってしまいました。

しかも、最近の携帯はネットも出来るようになり、親に内緒で出会い系サイトに出入りしたり、プロフなどを勝手に作ったり、自制心が育っていない時期にはいろいろな問題が生じます。

社会を知らない、知ったつもりになっている子供が、親の知らない所で好き勝手な事をやり、詐欺などに引っかかったり、援助交際したり、援助交際をちらつかせた詐欺をしていたりするのです。


実際、色々な中学生や高校生から「自業自得」の相談を受けていますが、内容は呆れるばかりです。

例えば、援助交際をすると言ってお金を巻き上げたのですが、携帯番号から自宅を調べられ「親にばれる、何とかして」とか、「30ポイント無料」と言う詐欺系の出会い系サイトを知らずに使って「家に請求に行く」と脅され、半ベソかいて電話してきたりするのですが、その事を親は知りません。





集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都