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JR中央線:運休で影響50万人 原因は漏電か

 東京都国分寺市のJR中央線国分寺駅近くの変電施設で10日朝発生した火災の影響で、午前8時前から東京-甲府間の運転を見合わせていた中央線は同日午後3時、全線での運転を再開した。特急や快速電車計411本が運休し、約50万人に影響が出た。11日は始発から平常運転する見通し。

 JR東日本の調べでは、火災の原因は漏電とみられる。変電施設内の5台のブレーカーのうち1台が焼損し、変電所の隣にある通信機器室(旧信号所)の信号ケーブルの一部も焼けていた。焼けたブレーカーは作動しなかった可能性が高く、漏れた電流によってケーブルが焼けたとみられる。施設は2万2000ボルトの交流を1500ボルトの直流に変換する施設。1年ごとに定期点検をしており、07年12月11日の時点では異常は認められなかったという。【斎藤正利】

毎日新聞 2008年4月10日 22時46分

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