スズキ、電動車いす3万4千台無償修理
電動車いすのモーターの不具合があり、坂道の途中で後ろに下がるなどのトラブルが起きていたとして、自動車メーカーのスズキはおよそ3万4000台を無償で修理すると発表しました。 無償修理の対象となるのは、スズキが去年5月までに製造した電動車いす「スズキセニアカー」など合わせておよそ3万4000台です。 スズキによりますと、上り坂で運転している途中で前に進めなくなり、後ろに下がるトラブルが2件起きていて、モーターの設計に不具合があったためとしています。 また、他に運転中に転落して2人が死亡するなど3件の事故が起きたことについて、経済産業省は、モーターが原因である可能性が否定できないとしています。(10日16:58)
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