陶芸、レンジでなくトースター使い火事
手軽に陶芸が楽しめるとして、家庭用オーブンレンジで作ることが可能な陶芸用の粘土が販売されていますが、誤ってオーブントースターで加熱し、火事が起こっていることがわかりました。東京消防庁が注意を呼びかけています。 これは家庭用のオーブンレンジで作ることが可能な陶芸用粘土を、オーブントースターで加熱した際の実験です。トースター内の温度がおよそ300度に達したおよそ15分後に、粘土に火がうつり、まもなくトースター全体が火につつまれました 「オーブントースターでも使って大丈夫だろうと思って使うと、オーブントースターは500度くらい温度が上がるため、熱が出すぎてしまう」(東京消防庁調査課・小船浩司主任) 一般的な陶芸粘土は燃えることはありませんが、オーブンレンジ用は比較的低温でも作成が可能なように、粘土に土以外の成分が含まれていて、温度が高すぎると発火してしまうということです。 東京消防庁は、商品の「注意書き」などをよく読むよう呼びかけています。(10日11:34)
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