自民党内で“対立”表面化
自民党内で“対立”表面化 05/09 19:31

今月末で任期が切れる、自民党福岡県連会長人事をめぐり、けさ東京の自民党本部で会合が開かれましたが、国会議員と県会議員の間で鋭い対立が表面化しました。

きょう午前8時から、党本部で開かれた自民党福岡県連の会合には、古賀誠・県連前会長など県選出の国会議員と、自民党県議団の蔵内勇夫会長らが出席しました。

会合の中で古賀氏は、「県連会長は慣習通り、国会議員から選出するべきだ」と主張したところ、県議団の蔵内会長は、「県議会議員から選出したい」と反論し、協議は平行線をたどりました。

現在の県連会長は、福岡・北九州の両市長選で敗れた責任を取り、古賀誠氏が任期半ばで辞職したため、衆議院議員の原田義昭氏が5月末まで暫定的に務めています。

県連の会長はこれまでほぼ毎回、国会議員が無投票で選出されていますが、蔵内会長は選挙も辞さない構えです。