一旦内定した自民党福岡県連の会長人事を巡って、国会議員と県議会議員の対立が再燃しそうです。

次の県連会長に、県議会議員を選出することに国会議員が強く反発し、選考のやり直しを求める声も出ています。

自民党福岡県連の江口吉男幹事長は、きのう午後、党本部で次期県連会長に県議の新宮松比古氏が内定したことを、福岡県選出の国会議員に報告しました。

しかし、国会議員からは、「国会議員の意向を反映しておらず、選考の過程に国会議員が入っていないのは問題だ」など、批判の声が相次いだと言うことです。

県連会長は、今週の土曜日に開かれる自民党福岡県連の総務会を経て正式に決まりますが、国会議員の中には選考のやり直しを求める声もあり、国会議員と県議会議員の溝がさらに深まる可能性も出てきました。