<北京五輪>聖火守った車椅子の走者、パリから帰国=国内は絶賛の嵐―中国 |
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2008年4月9日、仏パリ市で聖火ランナーとして走行中、暴徒から身を挺して聖火を守ったとして中国国内で大絶賛を浴びている車椅子のフェンシング選手、金晶(ジン・ジン)さんが帰国した。空港には、この「車椅子の微笑み天使」を一目見ようと、たくさんの人が集まったという。国営新華社通信が伝えた。
新華社通信によると、金さんは当時の様子について、「とにかく聖火を守ることしか頭になかったので、けがの痛みなどは全く感じなかった。たくさんの在仏中国人が国歌を歌いながら国旗を振って励ましてくれたので、嬉しかった」と述べた。
金さんは現地時間の7日、車椅子の聖火ランナーとしてパリ市内のセーヌ川沿いを走行中、トーチを奪おうとした暴徒に襲われた。だが身体のあちこちに傷を負いながらも全力で抵抗し、聖火を死守。この様子は国内にも中継され、中国全土に感動を与えた。
現在、金さんは「車椅子の微笑み天使」「最も美しい聖火ランナー」と称えられ、ネット上には称賛の書き込みが殺到している。(翻訳・編集/NN) |
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