長野市日中友好協会だより 

国交正常化35周年・第29回長野市日中友好協会定期総会開催


 長野市日中友好協会(内藤武男会長)は4月1日、70名が出席して第29回定期総会をホテル信濃路で開き、2007年度の活動方針などを決めました。はじめに内藤会長が、「昨年は長野市と石家庄市との友好都市25周年を有意義に祝うことができた。本年は、温家宝首相の来日も予定されており、明るい雰囲気の中で国交正常化35周年を迎える。力を合わせて、県都長野市の協会としての役割を果たして行きたい」とあいさつしました。
 2006年度の活動報告・決算報告を承認した後、新年度の方針を採択しました。また任期途中で理事長を辞任した神田忠亥氏の後任に、北島良一氏を選出しました。(神田氏は副会長に就任。)
 新年度の方針では国交正常化35周年にあたり、友好都市小学生卓球交歓大会など全国本部や県協会が計画している友好交流事業に参加協力するほか、石家庄市との交流事業の充実や、中国映画祭等の開催、帰国者支援活動などにも引き続き力を入れて行くとしています。
 総会では、「歴史を鑑として未来志向の民間交流を市民ぐるみでとりくみ地域に定着を図る」などとする総会宣言を採択しました。
 第2部記念講演では、詩人「群れの会」代表の山岸重治氏が「私と日中友好活動」と題して話をしました。第3部祝賀パーティーでは大正琴の友情演奏をバックに懇親を深めました。

中国帰国者招き旧正月「春節」祝う、長野で150人交流深める


 長野市日中友好協会女性委員会(西沢好江委員長)は2月4日、長野市の更北公民館で、中国の旧正月「春節」を祝う「新春もちつき大会」を開きました。中国帰国者やその家族、友好協会会員ら150人余が参加し賑やかにおこなわれました。
 帰国者の皆さんに日本の正月と中国の「春節」を楽しんでもらおうと始めて、今年は21回目。開宴前にはロビーで2つの臼で餅つきがおこなわれ、子供たちや青年たちは大張り切り。各テーブルの上には女性委員会メンバーが腕を振るった水餃子とお餅・おでんなどが所狭しと並び日中両方のやり方で春節を祝いました。
 長野市古里の子供たちが太鼓や獅子舞を披露すると、その迫力に大きな拍手がおこりました。また帰国者も和太鼓を一緒に演奏するなど交流もできました。女性同好グループのハワイヤンにも歓声が上がりました。BINGOゲームでは、多くの皆さんから寄せやれた景品が次々と配られました。最後に、中国のヤンコー踊りを踊って会場全体が「春節」ムード一色となりました。
 「餅つきや太鼓、獅子舞など大変楽しかった、と喜んでいただき苦労の甲斐がありました」とは女性委員長の感想でした。