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【北京五輪】

【総合】チベット問題でアピール計画 市民団体、長野・聖火リレー

2008年4月10日

 国際団体「チベットに自由を求める学生の会(SFT)」に連帯して、長野でアピール行動を計画する市民団体の代表、野池元基さん(49)は「長野でしか聖火リレーをやらない。アピールしたいチベット人を、長野の人が受け入れるのは当然の役割だ」と話す。

 フランスなど各国で過激化する妨害行為について野池さんは「それぞれの国の政治や文化があるので、善悪の判断はしない」とした上で、「日本では混乱することはないのでは」とみている。

 聖火リレー前日に亡命チベット人を招いた集会を開き、当日には横断幕を掲げるだけ。リレーを妨害するつもりはないという。

 13日には事前イベントとして、聖火リレーのスタート地点である善光寺境内で、チベットでの犠牲者を追悼する「キャンドルライティング」を行う。

 リレー当日の敷地使用は断った善光寺だが、事前の追悼イベントは受け入れた。中国当局の弾圧による犠牲者と同じ数のろうそくに火をともして祈る。

 

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