2008-04-10
■はてなインテリジェントDBインタフェース案
書かないと機会を逸してしまうかもなので、さらっとメモ書きしますよ。
まず、最初のインタフェースモデルは、ます裏ページから始まります。裏ページというのは、はてぶのついているページですよ。ちょっと話題になるようなことをブログのエントリに書くとか、面白いニュースがあれば、はてなユーザはぶくまするわけですが、このぶくまによって、ぶくま裏ページができる。
で、この裏ページに集まったはてな村が、チョーキモ、なんだけど、その抑制についてはまた別途(つうかはてな市民に情報鋭敏値を付けてそれでフィルターすればいい。ネガコメ書いては捨てIDするやつとかダイアリー書いてもないっていうか非市民はリストから表示上はアボーンすればネガコメは消える。それで消えないネガコメな根性ありですよ)として、この裏ページから、どこにも行けない。いやあちこちリンクがあるからどっかページを開くことができる。たとえば、かならずキーワードとタグがありそれぞれリンクになっているからそこから関連情報が開けるかのように見える。
でも、その先の情報が今のはてなだと現実的には何にもないのですよ。
これは話が逆というか、このタグとキーワードによって、話題となるWebページのメタデータができているわけですよ。
だから、このメタデーターを検索に有効利用するようなインタフェースを作れば便利なんです。わかりますか?
たとえば。
はてなブックマーク - 津田大介:「青少年ネット規制法」成立はほぼ確実 その背景と問題点 (1/3) - ITmedia News
があるとする。
ここで「津田大介」に関心を持つ人ならここから情報が辿れるけど、「津田大介」ではない意見がどうやって探れるかですよ。あるいは、タグの「ネット規制」とキーワードの「高市早苗」でどのような情報を、過去のはてなからマイニングできるか?
この単純なモデルでいうなら、繰り返すと裏ページのタグとキーワードでそのWebページのメタデータができているのだから、それを検索に使えるようにするということ。
もうちょっと具体的には。
それらの3つ程度の要素を選ぶと、Wikipedia風な情報ポータルのように過去のはてな情報が整理されると便利です。
で、このとき。
できたらオントロジーを使いたい。たとえば、「読みたい本」「本」「book」「booklist」みたいなタグをばらかしてないで辞書的に整理して検索の関連にすればいい。
検索の評価付けは、はてぶ数やはてな市民情報鋭敏値みたいなもので序列化するといい。
こうした裏ページのインタフェースができたら、そのままオモテのインタフェースにも使える。いかにもGoogleライクなキーワード検索みたいに。
それと、このキーワード検索のAPIははてなダイアリーのエントリごとに「お勧め情報」として表示するようにするといい。現状では、お隣ダイアリーしかないし、昔のままにダイアリーなんだよ。情報はエントリベースに分けたほうがいいです。
あと、3つ。
1 「あとで読む」タグや「これはひどい」タグのように、ある種の話題性タグがある。これは意味論的に処理するのではなく、それ自体が情報価値を持つような処理をするとよいでしょう。
2 いまのはてぶの面白さは、電車のなかの釣り広告的なビビッドなものだけど、現状、CSS・PHP小僧、分裂君・ダンコーガイファンといった、普通の人なら見ないでしょそれみたいのが上位に上がって他の話題を押し下げるからキモイんですよ(両アルファブロガーさんごめんね)。これを抑制するような仕組みがあると、見やすい。っっていうか、はてぶフェミニンみたいなもの作ってもいいと思う。
3 ちょっと自分でも考えていてよくまとまらないのだけど、「どんな何がしたい」インタフェースがあるといい。「ゴールデンウィークに大阪に行きたい」「チーズ入りのオムレツが作りたい」「PHPのよい入門書が知りたい」みたいに、限定された対象へのアクションから情報が見えるようなインタフェースがあると便利。これは、基本的に過去のキーワードやタグのもつ、行為対象性みたいな部分をオントロジカルに取り出すといい。「大阪」の属性ではなく、「大阪」にどうするみたいな。「オムレツ」の属性じゃなくて、「オムレツ」をどうするとか。プロパティじゃなくて、メソッドを整備するようなインタフェース。
追記
Twitterユーザーをどうはてな村に戻すかについては書いてない。っていうか、そこはちょっと切り口がちがうっていうか、コミュニケーション的な部分。ざっくり言うと、Twitter対抗のサービスじゃなくて、Twitterに寄生するサービスがいいと思うけど、インテリジェントなTumblrみたいな。つまり、キーワードとかでTumblrするような。
中国と米国のパワーバランスによる二極化とのことでしたが、あの国がこの先安定する可能性がかなり低いのではと感じています。というのは少数民族を多数抱えた国の不安定さをいまモロに露呈しており、なおかつ政権維持システム自体に自己浄化機能が著しく欠けているのではないかと思われるためです。(かの国の場合、ぶっちゃけ地方の軍閥モドキが地方政府であり、中央の地方に対する指揮命令系統が圧倒的な力によっている。そしてその力はその地方政府以外の地方政府が恭順であることを前提としているので、ぶっちゃけ直轄軍以外がある程度反乱すればあっさり国が割れる可能性がありますね。)また、日本のようにある程度の共通無意識というか、共通基盤の上で政治ゲームが行われる土壌と違い、中国は毛沢東イズムを堅持している軍高官等もまだまだ多く存在しています。こうした高官は現状を苦々しく思っていること間違いなく、党中央の権力基盤が沈下すれば、まだまだ台頭してくる可能性もあります。
それって緩やかな人類滅亡デスマーチなんじゃないでしょうか?
すみません、昨日は斜め読みしていたので再読した所、おっしゃるとおりでした。二度手間をおかけし申し訳ありません。
ということは、実質的には中華圏の再来というよりは環日本海共同体のような形でアメリカ、日本、及び中国の資本による支配がゆるやかに進むと考えたほうが良いのですね。
日本としては、露の作為の契機を上手く生かしつつ、露方面とより強固な結びつきを得るほうが共同体の中のポジショニングをより強固にするでしょうね。一番ベストなシナリオは露と日の経済共同体が環日本海共同体におけるそれなりの位置を占めることかなぁと妄想します。(笑)
これは、林業などの一次産業に多くが依存してた時代は、水資源のメンテナンスや再利用が上手く回っていたけど、今日林業は荒廃し、かっての貯水池は埋め立てられてしまってますから、乏しい水資源(日本の降水量は絶対量から見るとそんなに多くない)を高効率で利用していた仕組みをどう再構築するか、という問題があります。
その意味では、日本の人口減はむしろ望まれるところ。