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ベスト電器 赤字56億円に

 家電量販店大手のベスト電器は9日、2008年2月期連結決算の業績予想を下方修正し、収益悪化店舗の減損処理などで、純損益が前回予想の12億円の黒字から56億円の赤字になると発表した。

 経常利益も子会社の「さくらや」の業績不振が響き前回予想の20億円から3億円に下方修正した。

 収益が悪化した店舗や閉鎖予定店舗の減損処理で約27億円、在庫の評価損で約10億円の特別損失を計上。

 また子会社の信販会社「ベストクレジットサービス」について、貸金業規制強化に伴う過払い利息金の返還に備えた引当金約15億円を計上した。ベストクレジットサービスは債務超過となるため、ベスト電器本体が所有する貸付金のうち19億円について、債務の株式化を行い、ベスト電器が第三者割当増資として引き受ける。

[ 2008年04月09日 19:52 ]

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