出走日:2008年04月13日(日)
著者:予想屋マスター |
今週のメインレースは、
クラシック第1弾の第68回桜花賞である。
今年のクラシック戦線は牡馬・牝馬共に中心馬不在の混戦模様であり、
第68回桜花賞でも数多くの馬にチャンスがありそうである。
そのためクラシック戦線は私にとっての腕の見せ所であり、
第68回桜花賞の有力馬の分析にも力が入る。
本日は非常に長い特集記事であるが、
中身の濃い分析なので、
あなたには最後までお付き合い頂きたい。
まずはチューリップ賞組について説明する。
チューリップ賞は過去の桜花賞で活躍馬を数多く輩出したレースである。
チューリップ賞組では1着のエアパスカル(藤岡佑)、
2着のトールポピー(池添)及び
3着のオディール(安藤勝)が注目される。
エアパスカルは芝戦に限ればチューリップ賞の勝利を含めて、
未だに連対を外しておらず底を見せていない。
しかしながらエアパスカルのチューリップ賞の勝利は、
イン有利の馬場を1000m通過61秒3の
超スローペースで逃げたものであり、レース内容の価値は低い。
よって第68回桜花賞においてはエアパスカルよりも、
トールポピー及びオディールに高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
また、先週から徐々に追い込みが届き始めた
阪神競馬場の芝コースの状態も、
エアパスカルにとってはマイナスに働きそうである。
つまり展開に恵まれたチューリップ賞の勝利だけで人気になる
エアパスカルには押さえ程度の評価を与えれば十分
と競馬理論では判断している。
チューリップ賞で2着に敗れたトールポピーは、
第68回桜花賞ではかなりの人気が予想される。
トールポピーは前哨戦のチューリップ賞で
エアパスカルの2着に敗れてしまったが、
休み明けで逃げ馬有利な流れを克服しての2着確保は悲観すべき内容ではなく、むしろ高い評価を与えるべきものである。
また、トールポピーは阪神ジュベナイルフィリーズで2歳女王となり、
第68回桜花賞の出走権を確保してのチューリップ賞出走であったので、
前走のチューリップ賞からの上積みも大きいハズである。
よって第68回桜花賞においてトールポピーは、
よほどの不利がない限りエアパスカルに再度先着されることはない。
そのため競馬理論は、
2歳女王のトールポピーに第68回桜花賞でも
かなり高い評価を与える予定である。
チューリップ賞で3着のオディールも、
第68回桜花賞ではトールポピーと互角以上の競馬が可能である。
オディールはトールポピーとの2度の対戦で2度とも先着を許しており、
勝負付けが済んだと考えることもできる。
しかしながら2度の対戦内容を振り返ると、
そう簡単に判断すべきでないことが分かる。
一度目の対戦となった阪神ジュベナイルフィリーズは、
1000m通過58秒1のハイペースであり、
差し・追い込み馬に有利な流れであった。
これは掲示板に載った上位5頭のうちの4頭が、
10番手より後ろから追い込んだ馬であったことや、
逃げたエイシンパンサーが15着に惨敗していることからも分かる。
この阪神ジュベナイルフィリーズにおけるハイペースな流れを、
オディールは4コーナー先頭で早めに勝ちにいって4着に敗れたのに対し、
トールポピーは中段よりやや後方からじっくりと競馬を進めて勝利を収めた。
つまり展開面を考慮すると、
阪神ジュベナイルフィリーズのレース内容的には、
勝ったトールポピーと4着のオディールとは互角である。
一方で二度目の対戦となったチューリップ賞は、
内枠有利な馬場で尚且つ1000m通過61秒3の超スローペースだったので、
内を通った先行馬に極端に有利な展開であった。
このチューリップ賞における先行馬有利の流れを、
オディールは8枠15番からの発走ということもあり、
後方から追走して直線では大外から3着に追い込んだのに対し、
トールポピーは先行集団から抜け出しての2着である。
チューリップ賞におけるオディールとトールポピーとの差がハナであり、
更に展開面を考慮するとチューリップ賞のレース内容的には、
3着のオディールが2着のトールポピーを大きく上回る。
よってトールポピーが2歳女王ということもあり、
人気面でオディールを大きく上回るようであれば、
馬券の期待値を高めるという意味でも、
トールポピーよりもオディールに高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
もう一つのステップレースのフィリーズレビュー組からは、
1着のマイネレーツェル(内田博)、
2着のベストオブミー(岩田)及び
3着のレジネッタ(小牧太)が出走する。
フィリーズレビューもチューリップ賞と同様にイン有利な馬場で行われており、
インを突いて2着に追い込んだベストオブミーには高い評価を与えることができない。
そこでフィリーズレビュー組では、
大外から追い込んだマイネレーツェルに高い評価を与えるべきである。
しかしながらマイネレーツェルはフィリーズレビュー以外のレースにおいて、
重賞級相手に通用しておらず、
マイネレーツェルのフィリーズレビューの勝利は、弱いメンバーに恵まれてのものとみるのが妥当である。
そのため第68回桜花賞においてマイネレーツェルを始めとする
フィリーズレビュー組には高い評価を与えるべきではない
と競馬理論では判断している。
別路線組ではフラワーカップを制したブラックエンブレム(松岡)、
クイーンカップを制したリトルアマポーラ(武幸四郎)、
アネモネステークスを制したソーマジック(後藤)及び
エルフィンステークスを制したポルトフィーノ(武豊)が注目される。
ブラックエンブレムは、
重賞初挑戦となったフラワーカップで逃げ切り勝ちを収めている。
またブラックエンブレムは葉牡丹賞でも3着に敗れてしまったものの、
牡馬のクラシック戦線の有力馬マイネルチャールズにクビ差まで迫っており、
牡馬相手でも通用する能力を見せており底を見せていない。
よってフラワーカップよりもメンバーが強化する第68回桜花賞においても、
ブラックエンブレムは好走可能
と競馬理論では判断している。
ただしブラックエンブレムは、
弱いメンバー相手のフラワーカップで楽に逃げられたにもかかわらず、
ゴール前でレッドアゲートにアタマ差まで迫られた点は気掛かりなので、
過剰に人気になるようであればブラックエンブレムの評価を下げるべき
と競馬理論では判断している。
リトルアマポーラは距離及び展開が不向きで、
牡馬相手となった京成杯でこそ4着に敗れてしまったが、
それを除けば3戦3勝と底をみせていない。
特にリトルアマポーラのクイーンカップの勝利は、
2着を1馬身以上の着差で破る横綱競馬であった。
更にリトルアマポーラは3走前の平場500万下において、
牡馬の重賞で上位常連のミッキーチアフルに圧勝していることから、
牝馬同士ならば一線級相手でも通用する能力を示した。
これらのことから牝馬一線級と初の対戦となる第68回桜花賞においても、
リトルアマポーラに高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方ソーマジックは芝で2戦2勝と芝適性の高さを示しており、
一気に相手が強化する第68回桜花賞でも通用する可能性を秘める。
特にソーマジックの前走のアネモネステークスの勝利は、
終始外を回って抜け出してのものであり内容的には完勝であった。
ただし、
アネモネステークスの2着馬がクイーンカップで
10着に敗れたシャランジュ(村田)であったように、
アネモネステークスのレベル自体が低い可能性もある。
よって人気と実力とのバランスを判断して、
ソーマジックの最終的な評価を決断すべき
と競馬理論では考えている。
一方ポルトフィーノは前々走のエルフィンステークスを大楽勝した時には、
母がエアグルーヴということもあって、
第68回桜花賞の最有力候補として話題になった。
しかしながらポルトフィーノは前走のアーリントンカップにおいて、
絶好位の4~5番手を追走したが、
直線で伸びを欠いてしまって8着に敗れた。
ポルトフィーノのアーリントンカップの敗戦は、
牡馬の重賞であったことを考慮すれば、
度外視することもできる。
しかしながら、
ポルトフィーノの前々走のエルフィンステークスの勝利を冷静に分析すると、
1000m通過61秒9の超スローペースで逃げたものであって、
どんな馬でも逃げ切れる程度の内容であった。
つまりアーリントンカップ程度の内容が、
現時点のポルトフィーノの能力と判断して差し支えないだろう。
よって第68回桜花賞においてはポルトフィーノが、
かなりのスローペースで逃げを打てない限り、
好走するのは難しいだろう。
そこで競馬理論はエアグルーヴの子供で武豊騎手騎乗ということで、
過剰に人気になるであろうポルトフィーノには高い評価を与えるべきではない
と判断している。
以上のように競馬理論は、
第68回桜花賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
今年のように大混戦模様のクラシック戦線においては、
過去のレースの分析が例年以上に重要となることを頭に入れておいて欲しい。
この分析結果に枠順、展開及び調教などの様々な要素を加味して、
競馬理論は第68回桜花賞の最終的な予想を決断する。
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