経済
蛍光灯で野菜スクスク 小型“菜園” 開発
蛍光灯で野菜などを栽培できる小型プラント「えれふぁーむ」=神戸市中央区港島南町1 |
実験機器メーカーの森久エンジニアリング(神戸市中央区)は、蛍光灯の光で野菜や果物を栽培できる小型プラント「えれふぁーむ」を開発し、十日から販売を始める。屋内で無農薬栽培ができ、保育園や幼稚園での食育用教材としての利用を期待している。
プラントは、幅一・三メートル、高さ一・一メートル、奥行き〇・六メートル。同社が製作している、人工光を使って栽培する大型植物プラントを小型化した。
植物の種を脱脂綿に置いて鉢に入れ、蛍光灯の光を一日八-十一時間あてる仕組み。一時間のうち十五秒間だけ、自動的にリンやカリウムを含んだ養液を与える。虫の発生を防ぐため、土を使わないなど工夫した。
通常の土を使った屋外栽培と比べ、約二倍の早さで育つ。レタスやシュンギクなどは約一カ月で収穫できるという。
森一生社長は「野菜に触れ、自分で育てている実感を子どもたちに持ってほしい」と話している。
今後は、プラントの栽培技術を高めることで無農薬野菜を利用した予防医療への展開を検討している。約六十万円。同社TEL078・958・6010
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